韓国業界関係者「中国人の訪韓ブームはまだ来ず」―中国メディア

Record Korea    2023年7月27日(木) 6時0分

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中国紙・環球時報(電子版)は26日、「韓国の業界関係者によると、中国人の訪韓ブームはまだ来ず」とする記事を掲載した。写真はソウルの景福宮。

中国紙・環球時報(電子版)は26日、「韓国の業界関係者によると、中国人の訪韓ブームはまだ来ず」とする記事を掲載した。

記事はまず、韓国・聯合ニュースの24日付報道を引用。在中国韓国大使館が6月に中国人に発給した韓国入国ビザは約11万4000件で、昨年6月(9224件)の12倍となり、コロナ禍前の水準に回復したことを伝えた。

聯合ニュースによると、中国からの入国者に対する短期ビザ発給が再開された2月は約3万件で、5月は約9万件に増えた。1~6月に中国人に発給されたビザ39万6513件を種類別にみると、一般観光(C-3-9)が23万7901件で最も多く、以下、在外同胞(F-4)2万5830件、訪問就業(H-2)2万2393件、留学(D-2)1万674件と続いた。

一方で、記事は「ビザ発給数は回復したものの、韓国の業界関係者からは、中国人の訪韓ブームはまだ来ていないとの声も聞かれる」とし、韓国紙・世界日報の25日付報道を引用。1~5月に済州を訪れた中国人は4万3000人余りと、16年の306万人に比べると「すずめの涙」で、韓国の業界関係者からは「高高度防衛ミサイル(THAAD)に続く最近の韓中関係悪化が中国人の訪韓意欲に著しい影響を及ぼしている」との声が上がっていると伝えた。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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