中国国家開発銀行が25日に発表した最新のデータによると、今年上半期に同行が製造業に対して行った貸付は2507億元に上り、製造業への貸付残高は1兆1000億元を突破し、うち中長期貸付の割合が約90％に上った。今年第2四半期（4-6月）の同行の製造業に対する貸付残高の新規増加額は前期比で37％増加し、貸付実行額は同60％増加した。

今年に入ってから、同行は研究開発投資が大規模で、製品の付加価値が高く、市場の見通しが良好で、コア技術を確立したハイテク製造業企業への支援に焦点を当て、製造業のハイレベル化、スマート化、グリーン化した発展を遂げるようサポートし、▽半導体をはじめとする次世代の情報技術（IT）分野の細分化された業界の中核的企業▽スマート製造をはじめとする先端設備製造業分野の細分化された業界のハイテク企業▽新エネルギー自動車および3電（電気自動車の重要技術である電池、電気機械、電力制御）のコア部品分野における業界のリーディングカンパニー▽ナノ材料をはじめとする新材料分野の細分化された業界の先進的生産能力の建設――を重点的に支援してきた。

同時に、同行は産業チェーン・サプライチェーンの強靱性と安全水準の向上を重点的に支援し、開発的金融が科学技術イノベーションと製造業の質の高い発展を支援する長期メカニズムを積極的に構築し、産業チェーン・サプライチェーンの弱点分野の補強と長所の強化を支援し、上半期に800億元を超える特定貸付を実行した。（提供/人民網日本語版・編集/KS）