武術クラブで死亡の8歳男児、死因は「鈍器で何度も殴られた」こと―中国

Record China    2023年7月27日(木) 15時0分

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中国・山東省青島市の武術クラブで8歳男児が死亡した事件をめぐり、男児が鈍器で暴行を受けていたことが分かった。

中国・山東省青島市の武術クラブで8歳男児が死亡した事件をめぐり、男児が鈍器で暴行を受けていたことが分かった。

今年6月、同市の武術クラブで8歳の男児がコーチから暴行を受け死亡したとの情報が出回った。現場で当事者が撮影した動画には、コーチとみられる人物がぐったりした男児を椅子に座らせ頭をはたくとそのまま崩れるように床に倒れ込む様子や、男児がつらそうに何事かを口にしながら床をゆっくりと転がる様子が映っていた。

その後、現地の公安当局が「今月18日午後2時ごろ、城陽区の武術クラブで傷害事件が発生し、1人が死亡した」とし、同武術クラブの責任者ら3人を拘束して取り調べを進めていることを明かしていた。

中国メディアの中国新聞週刊が26日に報じたところによると、男児の検死が行われた結果、死因は「鈍器で何度も殴打されたことによる、外傷性ショックと肺脂肪塞栓」とされた。男児の父親によると、男児が死亡したのは同クラブに通って2日目のことで、死亡した男児の太ももには殴打されたような大きなあざが複数あったという。

また、拘束された3人はクラブを経営する夫婦とコーチ1人だといい、現在同クラブは閉鎖状態。本件は現地当局による捜査が続いており、男児の遺体は葬儀場に安置されたままだという。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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