<セウォル号>生還した学生が出廷「避難指示あれば」「見て見ぬふり」=船員らに厳罰求める―韓国メディア

Record China    2014年7月28日(月) 17時10分

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28日、韓国・聯合ニュースによると、セウォル号の船長と船員の裁判で、生還した学生が初めて証言台に立った。学生は船員らに厳罰を下すよう求めた。写真は中国の報道。

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2014年7月28日、韓国・聯合ニュースによると、セウォル号の船長と船員の裁判で、生還した学生が初めて証言台に立った。学生は「船員や海洋警察の救助は受けられなかった」と述べ、船を捨てて先に逃げた船員らに厳罰を下すよう求めた。中国新聞網が伝えた。

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ある学生は、「旅客船が沈み始めたとき多くの乗客が非常口に押し寄せたが、海洋警察は海に飛び込んだ人を救助するばかりで、船にいた人たちに対しては見て見ぬふりをした」と証言。別の学生は「誰かがカーテンをつないで作った縄をつかんではい上がった。助けてくれたのは船員でも海洋警察でもなかった」と語った。また別の学生は、「放送で避難指示があれば、これほど多くの犠牲者が出ることはなかったと思う」と述べた。

今回の審理は2日間で、初日には6人、2日目は17人の学生が出廷した。裁判所は学生の心理状態を考慮して、個別の証人室を用意し、法廷に映像を転送する形で証言させた。(翻訳・編集/北田

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