ボリビアのモンテネグロ経済財政大臣は27日、「ボリビア政府は対外貿易においてドル依存を軽減することを決意しており、一部のボリビア貿易企業はすでに人民元決済を利用している」と述べました。

ボリビアの外貨準備高は2014年の150億ドルをピークに、現在、約40億ドルまで減っています。

ボリビアのアルセ大統領は今年5月、米ドル不足などの問題に対応するため、貿易決済に人民元を使う可能性を検討する考えを明らかにしました。モンテネグロ経済財政大臣は7月25日、ボリビアの国営銀行であるバンコ・ウニオンが人民元取引業務を開始したと発表しました。また、ボリビア政府は、人民元業務のさらなる展開に向けて、国内で中国系銀行の設立を計画しているということです。（提供/CRI）