待ちに待った3年ぶりの夏休み、航空需要が回復―中国

CRI online    2023年7月31日(月) 8時30分

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中国では、夏休みの帰省・旅行に対応するために、「暑期運輸旺季」と呼ばれる、交通機関が一斉に特別体制で臨む期間が正式に定められます。今年の暑運は7月1日から8月31日までの62日間です。

中国では、夏休みの帰省・旅行に対応するために、「暑期運輸旺季」(暑運)と呼ばれる、交通機関が一斉に特別体制で臨む期間が正式に定められます。今年の暑運は7月1日から8月31日までの62日間です。現在はすでに1カ月近くが経過し、暑運による交通輸送の需要は徐々に拡大しています。民間航空輸送市場でも熱気が上昇し、繁忙期が到来しました。

中国民用航空局(CAAC)によると、7月1日から23日までの暑運の最初の3週間、民航全業界の1日の平均フライト数は2019年同期比0.64%増の1万7190便、旅客輸送量は同9.16%増の208万3000人でした。うち国内路線では、1日の平均フライト数は2019年同期比14.62%増の1万4006便で、旅客輸送量は同18.47%増の196万1900人でした。

北京首都国際空港では、出発する旅行客のうち、研修ツアーと親子旅行の割合が明らかに増加したとのことです。

「乙類乙管」政策の実施が始まってから初の夏休みとして、中国国民が3年間にわたって蓄えてきた旅行への情熱を集中的に放出したことで、大きな需要が発生している状況です。航空各社も供給側として、輸送力の投入を拡大しています。

中国南方航空は6月20日から10月10日の期間中、1万2000便の増便を行い、累計運航便数を25万便以上にする計画です。中国東方航空は2023年暑運期間中に航空機780機余りを投入して、最盛期には1日当たりのフライト数を2990便余りにする計画です。(提供/CRI

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