7種のスマートコネクテッドカーが重慶サイエンスシティーに登場―中国

人民網日本語版    2023年8月2日(水) 5時30分

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第1弾となる7種のスマートコネクテッドカーがこのほど、西部(重慶)サイエンスシティー金鳳都市中心地で走行を開始した。

自動でカーブし車線変更する小型路線バス、ルート設定と障害物回避が可能な自動清掃車、自動運転機能を搭載した自動販売車……第1弾となる7種のスマートコネクテッドカーがこのほど、西部(重慶)サイエンスシティー金鳳都市中心地で走行を開始した。西部(重慶)サイエンスシティースマートコネクテッドカーモデルエリア1期も今年8月に完成する予定だ。

スマートコネクテッド小型路線バスはサイエンスシティー対外協力交流センターから出発し、約3キロメートルのスマートコネクテッドカーモデル区間がある。この小型バスは状況に応じ加速できるだけでなく、複数回の車線変更を行い、車が最も少ない車線を選び走行することができる。割り込み車両があった場合には自動で減速し、慎重に回避する。

この小型バスがこれほど「賢い」のは、車・道路・クラウド一体化のスマートコネクテッドカー技術ソリューションによるものだ。具体的には、道路側の設備が信号の時間と状態を収集しクラウドに伝送すると、クラウドは交通状況を把握できる上、小型バスのために最適化された通行スピードを計算し、なるべく青信号の時に通行し、赤信号待ちを減らすのをサポートする。

サイエンスバレーのあるオフィスビルの前で、全長2.5メートルで全高1メートル余りの低速自動パトロールカーがパトロールに専念していた。車窓から中を見ると、運転席と助手席に人がいなかった。これは真の意味での自動運転車であることは間違いない。走行中のハンドルは映画のワンシーンのように自動で回転し、元に戻り、ベテランドライバーが操作しているかのようだ。ルーフには複数のカメラとセンサーが設置されており、360度死角なしで画像をキャッチし、道路状況を事前に感知し、歩行者に自ら道を譲る。自動で停車のタイミングを判断し、遠隔通話やワンタッチ通報などを実現している。

また、ここには低速自動清掃車、低速自動販売車・配送車の姿も見られる。西部車網(重慶)の常雪陽(チャン・シュエヤン)副総経理は、「これは従来の無人車ではなく、モデルエリアのインフラおよびクラウドコントロールと車・道路・クラウド一体化を形成できる。クラウドに教習指導員がいるのに相当し、モデルエリア内の異なるレベルの車に運転の提案を行う。より高速、安全、効率的にハイレベル自動運転を実現できる」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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