パンダは漢文帝のペットだった?覇陵の殉葬坑からパンダの骨が出土―中国

人民網日本語版    2023年8月1日(火) 20時30分

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陝西省西安市でこのほど、漢文帝の陵墓「覇陵」の西側にある動物殉葬坑の発掘中に、今から約2000年前のものとみられるジャイアントパンダの骨が見つかった。

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陝西省西安市でこのほど、漢文帝の陵墓「覇陵」の西側にある動物殉葬坑の発掘中に、今から約2000年前のものとみられるジャイアントパンダの骨が見つかった。このパンダは、秦嶺山脈の北側に生息していたと考えられている。2000年余り前にパンダの殉葬が行われていたことから、パンダは漢文帝のお気に入りの動物だった可能性がある。

漢文帝の陵墓付近に位置するこの古い墓は、南陵と呼ばれており、漢文帝劉恒の母親である薄太后の墓地だ。考古学者は、保存状態が極めて良い金銀の器をここで大量に発見したほか、非常に珍しい文字が書かれた器物や、「地下苑囿」と呼ばれる地下動物園も発見した。この「地下苑囿」には、ジャイアントパンダやキンシコウなどの「国宝級」動物を含むさまざまな珍しい動物が埋葬されており、それらの骨はほぼ完全な状態で保存されていた。

パンダは2000年前からすでに人気の動物で、王宮の庭園で飼育されていたと考えられる。(提供/人民網日本語版・編集/KM)



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