CRI online 2023年8月2日(水) 12時50分
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中国財政部は香港特別行政区で2日、総額120億元分の2023年第2期人民元建て国債を発行します。写真は香港。
中国財政部は香港特別行政区で2日、総額120億元(約2388億円)分の2023年第2期人民元建て国債を発行します。香港特別行政区政府財政司および香港の金融関係者は、人民元建て国債の発行が、国際金融センターおよび世界のオフショア人民元業務のハブとしての香港を一層後押ししていると見ています。
中央政府が香港で人民元建て国債を初めて発行したのは2009年9月28日で、それ以来の15年間、香港で毎年、人民元建て国債を発行してきました。人民元建て国債の発行はすでに、香港マーケットの実需を形成しています。
香港特別行政区政府財政司の陳茂波司長は、「中国は世界最大の貿易国であり、国際貿易における人民元建て決済は今後も増え続けていく。海外の投資家が人民元を得た場合、その人民元を香港の地で投資に使うことができる。今後も香港がオフショア人民元業務のハブとしての役割を一層発揮できるよう、環境を整えていかねばならない」と説明しました。
中国銀行(香港)有限公司のチーフエコノミストである鄂志寰博士は、「人民元業務は国際金融センターとしての香港にとって、非常に重要で独特な、競争力の強い業務だ。財政部による国債の発行は、オフショア市場により多くの、より魅力的な人民元資産の選択肢を提供し、海外投資家による人民元資産の保有増加という需要を満たすことができる」との見方を示しました。(提供/CRI)
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