カンボジアの首都プノンペンで3日、プノンペン第3環状道路の開通式典が行われ、フン・セン首相や王文天在カンボジア中国大使、さらに市民8000人が出席しました。

プノンペン第3環状道路は同市と同国南部のカンダル州を結ぶ道路で、総延長53キロで片道2車線、設計時速は80キロです。建設を請け負ったのは上海建工集団で、総工費は2億7300万ドル（約390億円）でした。

プノンペン第3環状道路は、すでに開通したプノンペン・シアヌークビル高速道路および2027年年初に開通予定のプノンペン・バベット高速道路につながります。

プノンペン・シアヌークビル高速道路はプノンペンと同国南部沿岸のシアヌークビルを結ぶカンボジア初の高速道路で、総延長は187キロです。中国路橋工程が建設し、2022年10月に開通しました。

プノンペン・バベット高速道路はカンボジアで2番目に建設される高速道路で、プノンペンと同国南東部国境のバベット市を結び、総延長は138キロです。中国路橋工程が6月に着工し、総工費は14億ドル（約1995億4400万円）と見込まれています。（提供/CRI）