世界のEVの半分以上が中国の道路を走っている―仏メディア

Record China    2023年8月8日(火) 22時40分

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仏RFIの中国語版サイトは7日、世界の純電気自動車とプラグインハイブリッド車の半分以上が中国の道路を走っているとする記事を掲載した。

仏RFIの中国語版サイトは7日、世界の純電気自動車プラグインハイブリッド車の半分以上が中国の道路を走っているとする記事を掲載した。

独シュツットガルトに本拠を置く太陽エネルギー・水素研究所(ZSW)によると、中国の道路を走行しているEVの数は年初までに1460万台に増加した。これは世界全体(2770万台)の53%に相当する。米国は340万台、ドイツは190万台、フランスは110万台、英国は100万台だ。

中国で昨年登録された純電気自動車とプラグインハイブリッド車は650万台で、世界全体の61%に相当する。2位は米国で、3位はドイツだ。

ZSWは個々のメーカーについて、在庫数をカウントするのではなく、各グループの累積新規登録台数をカウントしている。米テスラは360万台で先行しているが、中国の比亜迪BYD)が330万台で追い上げている。上海汽車は240万台で独フォルクスワーゲン(VW)グループに代わって3位になり、VWは230万台で4位に後退し、BMWが130万台で続く。

新規登録台数では昨年すでにBYDが180万台でテスラ(130万台)を上回っている。上海汽車も120万台弱でVWを抜いて3位になった。VWは83万1000台で4位、BMWは43万3000台で6位、メルセデスは31万9000台で8位だ。

ZSWのアンドレアス・ピュットナー氏は「ドイツが取り残されたくないのであれば、特に中国企業が次々と非中国市場に進出していることを考慮すると、ドイツの自動車メーカーはプレミアムセグメントに進出するだけではいけない」と強調する。しかし、分析によると、世界で最も一般的なEVは依然としてテスラであり、販売台数はモデル3が180万台、モデルYが120万台で、ドイツのメーカーはこのカテゴリのトップ10に入っていない。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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