「100メートルハードルの女神」が中国で美的基準を考え直させるきっかけに

CRI online    2023年8月7日(月) 18時20分

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女子100メートルハードルの呉艶妮選手の爽やかで明るく元気なイメージが改めて中国のネット上で話題になっています。

中国南西部の四川省成都市で開催中のFISUワールドユニバーシティゲームズで4日夜に陸上の女子100メートルハードル決勝が行われ、中国の呉艶妮選手が自己ベストを更新する12秒76で2位となり、2024年に開催されるパリオリンピックの出場資格を獲得しました。

競技後、呉選手の爽やかで明るく元気なイメージが改めて中国のネット上で話題になっています。小学生の頃からダンスを練習し、ダンス大会で優勝したこともある呉選手は、小学校5年生の時の運動会で素晴らしい成績を収めたことからスカウトされ、陸上競技の練習を始めました。小さい頃からのダンスの練習のためか、呉選手は普通のスポーツ選手よりスタイルが良く、試合でも練習でも、いつもセパレート型のユニフォーム姿で、すらりと長く伸びた脚と引き締まった筋肉が特に魅力的で、ネット上では「100メートルハードルの女神」とも呼ばれています。

呉選手の人気の急激な高まりは、中国で女性の美的基準を考え直させるきっかけにもなりました。これまで、特に芸能界では「肌が白く、若く、痩せている」という「病的な」美しさを好む傾向があり、そのために過剰なダイエットで多臓器不全を引き起こし、命を落としたケースもありました。それとは逆に、呉選手が見せている健康美に、ネット上では、「呉選手のような明るく健康的な美を求めるべきだ」との声が上がっています。(提供/CRI

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