人民網日本語版 2023年8月9日(水) 5時30分
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国家電網公司青海哇譲揚水発電所並びに玉樹・果洛二回330kV送電プロジェクトおよび丁字口750kV送変電プロジェクトが6日、着工した。写真は完成予想図。
中国国家電網によると、国家電網公司青海哇譲揚水発電所並びに玉樹・果洛二回330kV送電プロジェクトおよび丁字口750kV送変電プロジェクトが6日、着工した。哇譲揚水発電所は青海省貴南県に位置し、プロジェクトの投資総額は159億4000万元(約3188億円)、総発電設備容量は280万kW、青海省初の揚水発電所で、中国の西部地域における設備容量が最大の揚水発電所でもある。光明日報が伝えた。
青海電網の太陽光発電と風力発電の設備容量は63%で、水力発電の設備容量は28%。中国全土でクリーンエネルギー発電設備容量が占める割合が最高の省級電力網だ。新エネ設備容量の持続的な増加に伴い、青海電力網のピーク調整と供給保証の圧力がますます際立っている。哇譲揚水発電所の2倍調整能力は560万kWで、新エネルギーの出力変動と安定性の影響を効果的に抑制し、クリーンエネルギーの信頼性の高い利用を促進できる。発電所は稼働開始後、毎年石炭燃焼を182万トン、二酸化炭素排出量を455万トン減らすのに相当し、省エネルギー・排出削減効果が顕著になる。
玉樹二回プロジェクトと果洛二回プロジェクトは三江源地域のクリーンで低炭素な発展の需要を満たし、65万人の電気化水準を高めることができる。丁字口プロジェクトは海西新エネルギー拠点と西北メイン電力網をつなぎ、砂漠地帯の大型風力・太陽光発電拠点の送電を力強くサポートすることができる。これらのプロジェクトは炭素削減効果が顕著で、クリーンエネルギーの推進、エコ文明の新たな先進地の建設促進に対して重要な意義がある。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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