「中国の抗日遺跡が閉鎖」と韓国メディア、中国専門家「全くのでたらめ」

Record Korea    2023年8月8日(火) 19時30分

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8日、環球時報は、韓国メディアが「中国にある韓国独立運動遺跡を閉鎖している」と報じたことについて、中国の専門家が「理性のないでっちあげ」と批判したことを報じた。

2023年8月8日、環球時報は、韓国メディアが「中国にある韓国独立運動遺跡を閉鎖している」と報じたことについて、中国の専門家が「理性のないでっちあげ」と批判したことを報じた。

記事は、韓国紙・朝鮮日報は7日、中国吉林省延辺朝鮮族自治州龍井市にある尹東柱(ユン・ドンジュ)旧居が「内部修繕」のため7月に閉鎖されたことを伝えるとともに、4月には遼寧省の旅順にある旅順の日露監獄跡地博物館でも安重根(アン・ジュングン)の遺品や足跡を紹介する展示ホール部分が「施設整備」のため閉鎖されたことに言及し、「中国が抗日志士を意図的に放置している」と主張したことを紹介した。

日露監獄跡地博物館

また、韓国紙・東亜日報も7日に「大連を旅行する韓国人にとって、安重根展示館は必見の場所であり、尹東柱の旧居も長白山を旅行する韓国人が必ず訪れる場所」とし、中国が相次いで2カ所を閉鎖したのは「偶然ではない」と評した上で、専門家からは中韓両国の対立が拡大する中「中国の地方政府が行き過ぎた行動を取った結果」との見方が広がっていると報じたことを伝えている。

尹東柱の旧居

そして、遼寧大学米国・東アジア研究院の呂超(ルー・チャオ)院長が7日、「安重根と殷東柱に対する中国人の好意的な評価は決して変わっていない」とした上で、「韓国のメディアや役人が施設の正常な維持管理を中韓関係の問題に持ち出そうとしているが、これは完全なるから騒ぎであり、悪質な挑発行為だ」と非難するとともに、「この件は、現在の中韓関係が谷底にある責任が韓国メディアにあることも表している」と述べたことを紹介した。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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