CRI online 2023年8月8日(火) 16時30分
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仁愛礁問題に関するフィリピン外務省の声明について、中国外交部がコメントしました。
フィリピン外務省は7日、中国の海警船が南沙諸島の仁愛礁付近の海域で5日に、フィリピン側の座礁船に交代の兵員と補給物資を運んでいた船を、放水銃を使用するなどで妨害したことは「国連海洋公約」と南海仲裁裁判に違反しており、フィリピンの主権と管轄権に対する侵害と主張する声明を発表しました。
同件についてコメントを求められた中国外交部の報道官は、「フィリピンが最近になり、中国の南沙諸島の仁愛礁に建設物資を不法に輸送し、海上における事態を引き起こしたことについては、中国海警局の報道官がすでに詳しく紹介した。中国外交部はすでにフィリピン側に厳重に抗議した」と説明しました。
報道官はさらに、「仁愛礁は中国の南沙諸島の一部であることを強調したい。フィリピン側はこの岩礁で軍艦を不法に『座礁』させ、撤去すると何度も明確に約束したにもかかわらず、24年がたっても撤去するどころか、大規模に補修と補強を行うことで、仁愛礁の永久占領を企図している。フィリピンのこのような行為は国際法と中国とASEAN諸国が署名した『南海における関係各国の行動宣言』に甚だしく違反する。中国はフィリピンに対して仁愛礁から『座礁』軍艦を直ちに撤去し、同礁の無人無施設状態を回復するよう改めて促す」と述べました。
報道官はさらに、「南海仲裁裁判のいわゆる裁決は『国連海洋公約』などの国際法に違反しており、違法かつ無効だ。中国はこの裁決を受け入れず、認めず、この裁決に基づくいかなる主張や行動も一切受け入れない」と強調しました。(提供/CRI)
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2023/8/8
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