中国国家外貨管理局は7日、2023年7月末の外貨準備高に関するデータを発表した。それによると、23年7月末現在、中国の外貨準備高は前月末比113億ドル増の3兆2043億ドルとなり、増加幅は0．35％だった。

23年7月、主要エコノミーの金融政策とその予見性、世界のマクロ経済データといった要因の影響を受けて、米ドル指数が低下し、世界の金融資産価格が全体として上昇した。レート換算や資産価格の変化などの要因が総合的に作用し合った結果、同月の外貨準備高は増加した。中国経済には極めて高い発展への強靱性とポテンシャルが備わり、長期的に好転する基調が変わらず、外貨準備高の基本的な安定を引き続き保つ上でプラスに働いた。（提供/人民網日本語版・編集/KS）