台湾の女優バービィー・スー（徐熙媛）が元夫らを訴えたとの話題が、中国のSNS・微博（ウェイボー）で反響を呼んでいる。

ドラマ「流星花園～花より男子～」などで知られるバービィー・スーは2021年11月に中国の実業家ワン・シャオフェイ（汪小菲）氏と離婚。訴えられたのは同氏と同氏の母親のチャン・ラン（張蘭）氏で、中国のエンタメメディア・新浪娯楽は8日、バービィー・スーが両氏から侮辱や誹謗（ひぼう）を受けたとして訴えを起こしたことをバービィー・スー側の弁護士の声明（画像）と共に伝えた。

声明は弁護士2人が8日付で出したもので、両氏についてそれぞれ22年11月21日からSNS上で持続的に侮辱、誹謗などを行ったと指摘している。また、バービィー・スーが今年2月16日に訴訟を提起し、ワン・シャオフェイ氏については3月21日に、チャン・ラン氏については4月20日に北京インターネット裁判所で立件されたと説明。「バービィー・スー氏はネット暴力の被害者としてネット暴力の危害を切実に感じており、その合法的権益を法的手段によって断固として守る」とした他、ネットユーザーに向けて理性的な発言を求める呼び掛けも行った。（翻訳・編集/野谷）