「シルクロードの使者」という民族団結進歩発展連盟が3日、江蘇省泰州市で設立されました。全国の九つの省、自治区の合計22の都市が共同で宣言を発表し、各民族の交流と融和を共に推進していきます。

「シルクロードの使者」は、当初、自転車競技のみで始まりました。2017年の第1回大会は泰州市を出発し、29の都市を経由する5171キロのコースで、自転車競技ではアジアで最長距離となりました。「シルクロードの使者」は2019年9月には、初めてカザフスタンまで活動を広げました。

現在、「シルクロードの使者」は単独の競技から文化スポーツ交流、慈善と公益、国際経済貿易協力などが一体化した、地域経済社会の発展を支援する新たなプラットフォームに発展し、江蘇省の「一帯一路」を建設する重点プロジェクトとなっています。

泰州市は連盟を提唱した都市として、定期的なサミットやフォーラムなどを開催します。連盟の各都市は交代で経済貿易商談、文化交流などのイベントを開催し、都市間の相互連結、相互補完、相互作用を促進します。（提供/CRI）