CRI online 2023年8月9日(水) 13時50分
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中国は9日午前6時53分、太原衛星発射センターから運搬ロケット「長征2号丙」を利用して、緊急減災2号F星の打ち上げに成功し、衛星を順調に予定の軌道に投入しました。
今回のミッションは長征シリーズ運搬ロケットの482回目の飛行です。
緊急減災2号F星は緊急減災衛星の最後の1基であり、今回の打ち上げ成功は、緊急減災に用いられる「2+2」低軌道衛星観測システムがほぼ形成されたことを意味しています。同衛星は軌道上を運行している緊急減災2号05星と同じスペックで、5メートルと25メートルの空間分解能という2種類のイメージングモードを持っています。ネットワーク構築後には、中分解能、多重画像、カバー範囲の大きいリモートセンシングデータの取得能力を備え、再訪周期が4日から2日に短縮され、不利な日照および雲や雨などの気象条件下でのデータ取得能力がさらに強化されました。二つの衛星の組み合わせにより、洪水・冠水、台風、地滑り、土石流などの災害モニタリングをより力強く支えられるほか、緊急管理、生態環境、自然資源、水利、農業・農村、林業・草原、地震などの業界にもデータを提供できるということです。(提供/CRI)
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2023/8/9
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