TSMCがドイツ工場設立へ、半導体戦略に動き出した欧州

CRI online    2023年8月14日(月) 5時40分

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台湾の半導体受託製造企業であるTSMCがこのほど、欧州企業3社と連携してドイツ東部に半導体製造企業を設立することを発表しました。写真はTSMCが工場設立を目指すドイツ・ドレスデンの工業パーク。

台湾の半導体受託製造企業である台湾積体電路製造(TSMC)がこのほど、欧州企業3社と連携してドイツ東部に半導体製造企業を設立することを発表しました。TSMCが欧州に工場を開設するのはこれが初めてです。

欧州議会は今年7月、欧州の半導体産業強化に向けて『半導体法(European Chips Act)』を承認しました。2030年までに投資の誘致や生産能力の強化を通じて、EUの半導体生産における世界シェアを現在の10%程度から20%に増やすことを目指します。TSMCの工場設立計画は欧州半導体法が着実に実行されていることを物語っており、欧州が世界の半導体競争に加入したことを意味しています。

米国は、昨年の『チップおよび科学法』の施行に続いて、このほど対外投資規制を行い、中国の先端技術産業への投資を制限することで半導体分野の優位性を再び奪おうとし、グローバル産業チェーンに深刻なダメージを与えました。現在の状況下における欧州の強力な参入は、世界の半導体産業に大きな影響を及ぼすとみられています。(提供/CRI

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