中国保守派の重鎮、周永康・前常務委員を立件へ―汚職容疑で
Record China
2014年7月30日(水) 5時11分
拡大
29日、中国国営新華社通信は、胡錦濤政権時代の政治局常務委員だった周永康氏が、中共中央紀律検査委員会の取り調べを受けていると伝えた。中国共産党中央は「重大な規律違反」で立件・捜査することを決定したという。収賄容疑などで刑事責任を問う方針。
(1 / 2 枚)
2014年7月29日、中国国営新華社通信は、胡錦濤政権時代の政治局常務委員だった周永康氏が、中共中央紀律検査委員会の取り調べを受けていると伝えた。中国共産党中央は「重大な規律違反」で立件・捜査することを決定したという。収賄容疑などで刑事責任を問う方針。
【その他の写真】
政治局常務委員経験者が汚職容疑で追及されるのは初めて。周氏は保守派の重鎮で、警察や検察、裁判所などを管轄する中央政法委書記や公安相まで務めた。「石油閥」のリーダーとしても知られる。（翻訳・編集/SK）
関連記事
中国で進む汚職取り締まり、大物に続々調査のメス―米メディア
Record China
2014/7/1
＜遠藤誉が斬る＞次のターゲットは李鵬元首相系列――「石油閥」から「電力閥」に進む中国の虎退治
Record China
2014/4/22
習近平の反汚職取り締まりは最終章へ、メディアが周永康氏家族逮捕を初めて報道―中国
Record China
2014/3/3
＜遠藤誉が斬る＞周永康、絶体絶命？――元秘書・冀文林の拘束で、いよいよ「陸の孤島」に
Record China
2014/2/21
ピックアップ
この記事のコメントを見る