日本を訪れた中国人女性が街中で俳優の木村拓哉に偶然出会ったとSNSに投稿し、反響を呼んでいる。中国や台湾のエンタメメディアが報じている。

報道によると、女性はこのほど中国のSNS・小紅書（RED）で「私はなんと木村拓哉に偶然会ってしまった！！」と投稿した。女性は日本に個人旅行をしており、その日は表参道などでショッピングして過ごしていた。夜になったが、帰国まで数日しかないからもう少しだけと中目黒にも足を延ばしたところ、通りの向かいから2匹の犬を連れた男性がやってきて、それがなんと木村だったという。

女性は「その瞬間、頭が真っ白になり礼儀も何も忘れてしまった」といい、思わず「木村拓哉！」と声を上げた。そのまま通り過ぎようとする木村に、女性が「Grand（Maison）Tokyo！」と声をかけると木村は足を止めて振り返って女性の方に視線を送った。女性は駆け寄って自分が「超」が付くほどの木村のファンであること、数日前に地下鉄で木村の広告と記念写真を撮ったことなどを自身のスマートフォンを見せながら説明した。

「夢じゃないかしら！？」と戸惑う女性の頭を木村はポンポンと軽くたたいたそうで、女性は「（その時かぶっていた帽子を）もう洗わない。箱に入れて保管する」と宣言。台湾メディアの三立新聞網はこれについて「（頭をたたくことで現実だよと伝える）男神の心温まる行動」と紹介した。

握手もしてもらったという女性は「もう本当に頭が真っ白で、ずっと夢か現実か分からない状態だった！」「偶然木村拓哉に会えるなんて神様の導きとしか思えない！」「本当に感激して言葉もない！」などと興奮気味につづった。なお、女性は同行者が撮影した写真を小紅書に投稿しており、そこには犬を連れた木村と女性が一緒にスマホを見る後ろ姿が写っている。

この投稿にネットユーザーからは「めっちゃラッキーだね！」「なんてすごい体験だ」「うらやましすぎる！」「一生忘れないね」「だから用事はなくても出歩くのが大事」「いまだかつてないほど嫉妬心が」「私すぐに東京に引っ越す」といった声が上がった。（翻訳・編集/北田）