45年間離れ離れだった双子の兄弟が再会、きっかけは…―中国

Record China    2023年8月16日(水) 0時0分

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中国でこのほど、45年間離れ離れだった双子の兄弟が再会した。そのきっかけとなったのは…。

中国メディアによると、今月8日、黒竜江省牡丹江の出入国検査場で勤務に当たっていた警察官が、ソウル発牡丹江行き航空便の乗客の鄭(ジョン)さんに「二重身分」の疑いがあることを発見した。鄭さんの証明書の写真が牡丹江籍の劉(リウ)さんに酷似していたためだ。

警察官は、航空便がソウルを出発するとすぐに劉さんの管轄区域の派出所に連絡し、劉さんの身分について照会した。その後、航空便が牡丹江に到着するとすぐに鄭さんに対面で話を聞くとともに、出入国記録や証明書の発行状況、戸籍情報などと照らし合わせて本人であることを確認し、二重身分の疑いを排除した。

鄭さんには双子の弟がいたが、経済的に厳しい家庭だったため二人の子どもを育てることができず、弟は出生後間もなく養子に出された。時が流れ、養子縁組をあっせんした人が亡くなると、双方の連絡は途絶えた。鄭さんは数年前、弟を探そうと試みたが、地理的に離れていることなどもあって実現しなかった。


聞き取りでそのことを知った警察官は、劉さんに連絡。2人はDNA鑑定で双子の兄弟であることが分かり、10日午後、45年ぶりに対面を果たした。2人は興奮した様子で再会をかなえてくれた警察官に感謝の言葉を伝えたという。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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