人民網日本語版 2023年8月15日(火) 16時30分
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XG-64型鉄道カンチレバー橋梁架設装置が13日、第1セグメントの自動走行を順調に行ったことにより、雄忻高速鉄道(河北雄安新区-山西忻州)山西区間の「空中橋梁架設」が実現した。
XG-64型鉄道カンチレバー橋梁架設装置が13日、第1セグメントの自動走行を順調に行ったことにより、雄忻高速鉄道(河北雄安新区-山西忻州)山西区間の「空中橋梁架設」が実現した。中国新聞網が伝えた。
中鉄三局集団(中鉄三局)が施工任務を担当する雄忻高速鉄道山西区間XXZQ-4区間は全長32.155キロメートルで、橋とトンネルが線路全長の86.9%を占めており、うち橋梁プロジェクトの構造が複雑で、特殊スパンの数が多い。同河特大橋の同河を跨ぐ連続梁の全長は208メートル、最大径間は64メートルで、施工作業の技術的な難易度が高い。
橋梁架設の安全で効率的な推進を保証するべく、中鉄三局は中鉄第五勘察設計院集団と共同でXG-64型デッキトラス構造カンチレバー橋梁架設装置を開発し、そして初めて雄忻高速鉄道山西区間で使用した。同橋梁架設装置は中国最先端の橋梁建設機械の一つで、より軽量化・スマート化されている。同建設機械は移動架台、型枠、電子制御液圧、安全防護、情報化、スマート制御などの各システムからなり、スパンと断面の異なる連続梁の施工に使用できる。
中鉄三局雄忻高速鉄道山西区間前4区間プロジェクトチーフエンジニアの余海鵬(ユー・ハイポン)氏は、「従来のバスケット設備は人工的にジャッキを利用しバスケットを前に移動させる必要があるのに対して、同橋梁架設装置は自動で走行する上、型枠自動開合や自動散水メンテナンスなどの機能がある。そして設置と取り外しがスムーズで、構造が安全で安定しており、従来の連続梁バスケットにある転覆のリスクを効果的に回避できる」と述べた。
余氏はさらに、「施工現場で情報化センターも設置した。ビッグデータや5Gなどの新技術により、橋梁建設機械の走行、型枠の調節、線型監視、散水メンテナンスの自動化、構造の応力の可視化を実現した。施工中にリアルタイム監視、正確な制御、速やかな早期警戒を行うことができ、連続梁の施工がより安全になった」と続けた。
中鉄三局鋼構造分公司の責任者である喬偉田(チアオ・ウェイティエン)氏は、「カンチレバー橋梁架設装置の組み立てには8日しかかからず、従来のバスケット設備の組み立てより効率が20%上がった。同装置の型枠走行の調節は1セグメント当たりわずか6時間で、従来のバスケットの半分で、人手と機械の使用だけでなく、時間的コストも大幅に削減された」と説明した。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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