旧日本軍の元兵士「日本が再び戦争の過ちを繰り返さないよう願う」―中国メディア

CRI online    2023年8月15日(火) 18時20分

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日本の無条件降伏の宣言から78周年を機に、旧日本軍の退役軍人である藤原重人さんは、ひとりの戦争体験者として、日本が再び戦争の過ちを繰り返さないよう訴えました。

1945年8月15日、日本は敗戦し、無条件降伏を宣言しました。しかし、抗日戦争勝利から78年経った現在も、中国侵略の歴史を美化し、戦後の国際秩序に挑戦しようとする日本の右翼勢力の言動が相次いでいます。

日本の無条件降伏の宣言から78周年を機に、旧日本軍の退役軍人である藤原重人さんは、ひとりの戦争体験者として、日本が再び戦争の過ちを繰り返さないよう訴えました。

1924年に山梨県に生まれた藤原さんは、1944年に徴兵されて中国の戦場に赴き、九江2145部隊に編入され、重要地区での警備を担当しました。

藤原さんは、幼い頃から軍国主義の教育を受けて育った自分たちの世代にとって、学校教育で教えられた「サクラ」のイメージは、軍国主義が若者を戦争に駆り立てるものだったと語りました。

藤原さんは今、現在の日本の教育は再び戦争の過ちを繰り返す危険があると感じており、日本政府が歴史を正視し、戦争の苦しみが繰り返されることのないよう願っています。

藤原さんは「日本の当時の教育方針は徐々に正しい軌道から外れていったが、私は現在の教育も危ういと感じている。私は侵略戦争による深刻な被害や、多くの中国民衆の死をこの目で見てきた。戦争は人間らしさを奪うものだ。残酷な戦争が再び起きないことを祈っている」と話しました。(提供/CRI

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