中南米外交で中国に出遅れた安倍首相=「残飯をあさるようなもの、同一線上にない」―中国メディア

Record China    2014年7月31日(木) 7時0分

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30日、環球時報(電子版)は「世界を駆け回り中国の残飯をあさる安倍首相、日中は同一線上にない」との見出しで、英紙の記事を引用して伝えた。写真はチリ南部のプエルトモント。

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2014年7月30日、環球時報(電子版)は「世界を駆け回り中国の残飯をあさる安倍首相、日中は同一線上にない」との見出しで、英紙の記事を引用して伝えた。

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28日付の英紙フィナンシャル・タイムズ(電子版)は、「安倍首相が任期1年目に東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟10カ国をすべて回るという離れ業をやってのけた」とした上で、「中国の影響力が日増しに強まり、また常に歴史が重くのしかかるアジアで、日中両国がビジネスの機会だけでなく人々の心をめぐっても暗黙のバトルを繰り広げている」と指摘。

一方、中国は10年前にはほとんど存在感がなかった中南米で急速に影響力を強め、ブラジルやチリ、ペルーにとって最大の、そしてアルゼンチン、コロンビア、石油資源が豊富なベネズエラにとっては第2位の貿易相手国になっている。

記事では、安倍首相の中南米歴訪が、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席の後を追うような日程になっていることについて、「日本人には不愉快な面もある」とし、日本メディアでさえ、安倍氏は「巻き返し」を図っていると書き、中南米の地に降り立つころには中国がめぼしいものをほとんど持ち去っているだろうとほのめかしたと伝えた。

その上で「経済規模5兆ドルの日本は、9兆ドルのアジアの新興大国・中国と、同格で競うことは期待できない」とまとめた。(翻訳・編集/NY)

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