乗客約300人を乗せた「パンダ特別列車」Y883号が11日午前11時42分、成都西駅をゆっくりと出発し、四川省成都市と雲南省昆明市を結ぶ「新成昆鉄道」を走り、四川省涼山イ属自治州越西県にある越西駅に向かった。これは中国鉄路成都局集団が運行する1本目の「パンダ避暑特別列車」で、4日間にわたる「涼しい旅」がスタートした。

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今回のパンダ特別列車の運行に伴い、「2023年イ族火把節（たいまつ祭り）『3泊3日』シリーズイベント」もスタートした。越西県の自然の景観だけでなく、「火把節」をテーマとしたさまざまなイベントを体験することができる。

また食堂車では、アイスクリームやレモンティー、ミルクティーといったネットでも人気のドリンクのほか、鉢鉢鶏（竹串に野菜や肉類を刺して特製だれに漬け込んで食べる串料理）や抄手（四川風ワンタン）、パンダ湯圓（もち米粉で餡を包み茹でた団子）、パンダおにぎり、パンダ定食などが提供され、乗客は思いやりと質の高いサービスを存分に体験することができる。（提供/人民網日本語版・編集/KM）