CRI online 2023年8月16日(水) 13時50分
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米軍アフガン撤退から2年たったことを受け、中国外交部の報道官はアフガン変局から教訓を汲みとるべきだと述べました。
中国外交部の汪文斌報道官は15日、「2年前の今日、世界は米国がアフガニスタンから慌てふためいて撤退する『カブールの瞬間』を目撃した。アフガニスタン変局の教訓は非常に深く、今なお人々の再考に値する。米国がアフガニスタンにおける軍事、政治、テロ対策の全面失敗を示した上、さらに他国に対する軍事干渉、政治浸透、民主改造は通用せず、動揺と災難をもたらすだけであることを改めて証明した」と述べました。
汪報道官は、「中国はアフガニスタンの最大の隣国として、一貫して責任ある建設的なやり方でアフガニスタンの安定と再建を支援し、アフガニスタン問題の政治解決プロセスを推進している。中国は前後して、陸海空の多くのルートや多くの形式を通じて、アフガニスタンに多くの物資援助を提供し、松の実などアフガニスタンの良質な農産物の輸入を拡大し、アフガニスタンから98%の輸入品目にゼロ関税の優遇を与え、アフガニスタンの自主的発展能力の向上を支援している」と説明しました。
汪報道官はまた、「一部の国が2年間にわたってアフガニスタンに対する援助を打ち切り、資産を凍結し、制裁を実施したことで、アフガニスタンの人々の苦難をさらに増した。国連によると、緊急人道支援を必要としているアフガニスタン人は(かつての)1440万人から2920万人に倍増した。関係国はアフガニスタンの変局から教訓をしっかりと汲み取り、アフガニスタンに対する援助の約束を実行に移し、凍結された資産ができるだけ早くアフガニスタンの国民生活のために使われるべきだ」と指摘しました。(提供/CRI)
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