北京発上海行きの飛行機が大阪に着陸!?真相は…―中国メディア

Record China    2023年8月17日(木) 22時0分

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16日、時代財経は、中国のネット上で「北京から上海に飛ぶはずの飛行機が、なぜか日本の大阪に着陸した」ことが話題になったと報じた。

2023年8月16日、中国メディアの時代財経は、中国のネット上で「北京から上海に飛ぶはずの飛行機が、なぜか日本の大阪に着陸した」ことが話題になったと報じた。

記事は、中国のSNS上で16日午後、フライトデータプラットフォームの「フライトレーダー24」提供の情報を見ると「8月16日午前11時半に北京空港を離陸し、午後1時50分に上海虹橋空港に到着する予定の中国国際航空CA1557便が、大阪に向かって飛び、すでに着陸した」との情報が流れたと伝えた。

その上で、航空情報に詳しい人物がネットユーザーの報告について「誤解だ」と指摘し、「8月15日の北京発上海行きCA927便がキャンセルとなり、16日にこの補充便となるCA972D便が大阪に飛んだ。16日のCA1557便は航空会社の都合で14日時点ですでに欠航となっており、本来この便で使われる予定だった飛行機がCA927D便に割り当てられて大阪に向かったものの、フライトデータプラットフォームではCA1557のままになっていたため、誤解が生じた」と説明したことを伝えた。

記事は、フライトが天候や故障などで遅延、行き先変更、欠航となった場合には補充便を飛ばす必要があり、航空会社は元の便名の最後をアルファベットにしたものを補充便名とするという「中国民航報」の以前の報道を紹介した。

この件について、中国のネットユーザーは「国内を飛ぶはずの飛行機が突然国外に飛んだ訳ではない。フライトデータ情報がちゃんと更新されていなかっただけのこと」「日本の防空体制はどうなってんだと思ってしまった」「上海に行くはずの飛行機が本当に日本に向かって飛んじゃったとしたら、乗客はどうするのか」「本当に間違えて飛んでいたら、とっくに乗客から声が出ているだろうに」といった感想を残している。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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