2023年の中国国際サービス貿易交易会（CIFTIS）のボランティア技能訓練が大詰めを迎えています。CIFTIS組織委員会が22日北京で、技能訓練の状況をメディアに紹介しました。

今年のCIFTISは、清華大学、北京外国語大学、北京語言大学など36校と、鉄鋼大手の首鋼集団および一般市民からボランティアスタッフ1600人を募集し、「基礎知識」「専門技能」「理念教育」の3つのテーマによる技能訓練を実施しました。技能訓練を受けたボランティアたちは、国家会議中心（コンベンションセンター）や国家体育館展示エリア、首鋼園展示エリアにそれぞれ振り分けられ、会場案内やインフォメーション、通訳、会場整理、救護、文化普及などの業務を担当します。今回のCIFTISは、2020年以降で参加大学が最も多く、ボランティアの平均年齢は22歳だということです。

北京外国語大学の翟姊祺さんは、北京冬季五輪とCIFTISでのボランティアの経験を持ち、現在は大学のボランティアの責任者を務めています。翟さんは、「ボランティアとして大きなイベントに参加することは、視野を広げることにつながる。大学生にとって、直接社会に触れ、人と交流する良い機会だ」と話しました。

CIFTISのボランティアに初めて参加する中国農業大学の劉珂さんは、「会場周辺の環境や施設、交通状況について、事前に時間をかけて把握する必要があると思っている。展示会に関する情報収集を通して、出展者に適切なサービスを提供したい」と話しました。

2023年の中国国際サービス貿易交易会は9月2日から6日まで北京で開催されます。ボランティアたちの勤務は8月29日から始まる予定です。（提供/CRI）