中国の習近平国家主席は現地時間22日、ヨハネスブルクで行われた第15回BRICS首脳会議であいさつを行いました。

習主席は、「BRICSは国際間の構図を形作る重要な力だ。われわれが発展の道を自主的に選択し、共に発展の権利を守り、共に現代化に向かうことは、人類社会が進む方向を代表しており、必ず世界の発展プロセスに深く影響を及ぼすことになるだろう。BRICSの協力は、今まさに過去の段階を受け継いで将来の道を開く重要な段階にある。われわれは大勢を把握し、方向をリードし、団結して自らの努力により向上を図るという初心を守り、さまざまな分野の協力を強化し、質の高いパートナーシップを推進し、グローバルガバナンスの変革がより公正で合理的な方向に向かうよう推進し、世界により多くの確実性、安定性、ポジティブエネルギーを注ぎ込まなければならない」と述べました。

習主席はまた、「われわれは経済貿易、財政・金融協力を深め、経済発展を後押ししなければならない。発展は各国の奪うことのできない権利であり、少数の国の『専売特許』ではない。BRICS諸国は発展・振興の道の同行者となり、『デカップリングとサプライチェーンの切断』や経済的な脅しに反対しなければならない。実務協力、特にデジタル経済、グリーン発展、サプライチェーンなどの分野に焦点を絞り、経済貿易と財政・金融分野の往来と交流を促進しなければならない」と述べました。（提供/CRI）