中国の習近平国家主席は南アフリカのヨハネスブルグで現地時間24日午前、BRICS諸国とアフリカ諸国およびその他の新興市場・発展途上国との指導者対話会に出席しました。

習主席は、「国際社会は天下の利益をもってその利益とし、人々の心をもってその心とせねばならず、発展の問題を国際的な議題の核心に戻すよう推し進めねばならない。グローバルガバナンスにおける発展途上国の代表性と発言権を高め、発展途上国のより良い発展の実現を支持せねばならない。真の多国間主義を堅持し、グローバル発展パートナーシップを構築し、共に発展するために安全かつ安定した国際環境を整えねばならない。中国は一貫して、発展途上国と運命を共にする。中国は過去も現在も、そして将来も永遠に発展途上国の一員である。私がグローバル発展イニシアチブを打ち出したのは、全世界が発展に焦点を当て、『持続可能な開発のためのアジェンダ』の実行を支援するように促すためである」と述べました。

習主席はまた、「われわれは発展を優先させることを堅持し、資源の投入を拡大する。中国はすでに総額40億ドル規模のグローバル発展・南南協力基金を設立している。中国の金融機関はグローバル発展イニシアチブの実行を支援するために、間もなく100億ドルの専門資金を拠出する」と発表しました。（提供/CRI）