「日本投降」Tシャツを着てレクサスを購入しようとした男性、トラブルに―中国

Record China    2023年8月28日(月) 15時0分

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27日、香港メディア・香港01は、中国四川省で開かれた成都モーターショーで「日本投降」シャツを来てレクサス車を買い求める人物が出現して騒動が発生したことを報じた。

2023年8月27日、香港メディア・香港01は、中国四川省で開かれた成都モーターショーで「日本投降」シャツを来てレクサス車を買い求める人物が出現して騒動が発生したことを報じた。

記事によると、25日に開幕した成都モーターショーに、TikTokで63万人のフォロワーを抱える中国本土の自動車ブロガー「名車工匠」氏が「日本投降1945.8.15」とプリントされたシャツを着て日系車であるレクサスのブースを訪れ高級ミニバン「LM」の価格交渉を行った。「名車工匠」氏がレクサスのスタッフとやり取りをしていると、シャツのデザインに注目した人が次々と集まって取り囲み、そのうちの男性1人が「あんたが着ているTシャツは、過激な民族主義だ」と大声で叫んだという。

すると、「名車工匠」氏の同行者で動画を撮影していた人物が「何を着ようと自由だろう。こんなの、日本の放射能廃水問題に比べたら全然過激じゃないだろ」と猛烈に反論。反論された男性はその場を離れようとしつつ、振り返って再び「過激な民族主義者とはあんたのような人間のことだよ」と非難した。その後、ショーのスタッフによって事態は沈静化され、「名車工匠」氏は場所を移して商談を続けたとのことである。

香港01の記事は、この出来事に対して中国のネットユーザーから「笑止千万。何を着ようと個人の自由だろう」「中国の土地でこのシャツを着ても過激とは思わない。歴史的な事実なのだから」「シャツは全然問題ない。日本人でもないのになんでそんなに躍起になるのか」「どうしてそんなシャツを着てわざわざ日本車を買いに行くのか」といった感想が寄せられたことを紹介した。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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