第9回クブチ国際砂漠フォーラムが27日、内蒙古自治区オルドス市で閉幕しました。同フォーラムは「科学技術で砂漠化対策をリードし、砂漠で人類に恩恵をもたらす」をテーマに、幅広い交流と踏み込んだ議論を繰り広げました。

閉会式で、参加した代表たちは多くの共通認識に達しました。具体的には、黄砂に国境はなく、すべての国が協調して対処せねばならないこと、クブチの砂漠化対策は「政府による政策面での支持、産業化による企業の投資、社会と農牧民の市場化への参画、技術による継続的な革新、オープンな成果の共有」のモデル構築を模索し、世界のために砂漠化の課題に効果的に対処し、グリーン発展の推進のために参考となる経験を提供すること、技術革新および技術移譲と知識共有が生態回復の促進にとって極めて重要であることなどが含まれました。

会議に出席した代表は、それぞれの経験を共有し、共同で能力を向上し、協力してモデルプロジェクトに取り組むことを通じて、科学的な砂漠化対策とグリーン発展の経験を交換し、国連の「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の実現を支援することで一致しました。（提供/CRI）