チベットの気象観測所が1126カ所に―中国メディア

人民網日本語版    2023年8月30日(水) 0時0分

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チベットの各種気象観測所が1126カ所に上った。

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チベット自治区気象局は26日、「2018年8月の『チベット自治区人民政府と中国気象局によるチベット気象現代化の質の高い発展推進の協力協定』が署名されて以来、チベットの気象の質の高い発展に大きな進展があり、総合的な気象観測能力が大幅に向上した。自治区全体の各種気象観測所は2018年の289カ所から1126カ所に、気象レーダーは4基から14基に増加し、26基の複数衛星データを常態的に受信している。気象モニタリング・予報・早期警戒、衛星リモートセンシング応用、末端気象サービス能力などの面で明らかに向上した」と説明した。中国新聞網が伝えた。

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チベット自治区気象局の関係責任者は、「気象当局は観測所ネットワークの構成を持続的に最適化し、羌塘自然保護区、高原典型氷河エリア、川の源頭地域の観測の空白を埋めた。地上観測を中心に、リモートセンシング観測でフルカバーする地上・上空・宇宙一体化観測構造がほぼ形成された。正式に稼働開始した『天撃』プラットフォームは、地上や高空などの130種のデータのオンラインサービスを実現し、精密なサービスに力強い情報データサポートを提供している」と述べた。


気象予報の予測水準が大幅に上がった。現在はチベットエリア内3km範囲、重点エリア1km範囲の、0~3日の毎時間更新のスマートグリッド予報業務を実現し、観測所の予報からグリッドポイントの予報への変化を遂げた。天気予報の24時間の精度が83%以上に、豪雪の早期警報の精度が95%に達した。活発な対流活動の早期警戒時間が30分前になり、重点都市では40分前になった。

衛星リモートセンシング応用能力が徐々に上がっている。チベットは2カ所の風雲衛星地上直接受信局を建設し、風雲シリーズ衛星のデータのリアルタイム受信・処理を実現した。構築した高分データワンストップサービスプラットフォームおよび詳細化森林火災リモートセンシングモニタリングプラットフォームと常態化発表される湖沼や植生などの6種の生態モニタリング報告は、重要プロジェクトと高原気候ガバナンスに政策決定の根拠を提供している。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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