2023年8月30日、韓国・毎日経済によると、7月に韓国を訪れた外国人観光客の数がコロナ禍以降初めて100万人を突破した。

記事によると、7月の訪韓外国人観光客は約103万2000人で、コロナ禍以降初めて100万人を超えた。19年同月の71％水準まで回復し、前年同月比291％増加したという。

国・地域別では、中国人（22万5000人）が最も多かった。中国市場はコロナ禍以降に観光客が急減したが、今年5月から回復傾向にあるという。

韓国観光公社は「中国は5月から、前年同月比10倍以上観光客が増加し、急速に回復している」とし、「今月10日には中国人の韓国への団体観光が許可されたため、中国人観光客の回復の勢いはさらに増すとみられる」と説明した。

2位以下には日本（21万1468人）、米国（10万4823人）、台湾（10万3566人）が続いた。

先月に海外に出国した韓国人旅行客は約215万4000人で前年同月より220％増加し、19年同月の82％水準に回復したという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「中国人より、円安なのに韓国に来る日本人がこれだけいるということがすごい。韓流ブームは本当みたい」「人口14億の中国と1億の日本。円安の中で22万VS21万。これってすごいこと」「米国から毎月10万人以上が韓国に来ているなんて…」など驚く声が上がっている。

その他「中国人からしたら韓国は旅行先として魅力的な国だと思うよ。比較的安全だし、近いし、安い」「好きでも嫌いでも、地理的に見て14億の中国市場は韓国経済に大きな影響を与える存在であることは否定できない」「韓国が好きで来てくれる人たちは歓迎しよう。国民1人1人がこの国の広報大使だ」などの声が上がっている。（翻訳・編集/堂本）