日本の処理水放出後、香港の日本料理店に変化は―香港メディア

Record China    2023年9月1日(金) 21時0分

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香港メディアの香港01は8月30日、日本による東京電力福島第一原発の処理水海洋放出後の香港の飲食店の変化について伝えた。

香港メディアの香港01は8月30日、日本による東京電力福島第一原発の処理水海洋放出後の香港の飲食店の変化について伝えた。

記事によると、香港食物環境衛生署食物安全センターと漁農自然護理署は24日より、日本から輸入した1147の食品及び香港の350の海産物についてサンプル検査を行ったが、すべて合格だったという。

ある日本料理店の店主によると、ランチの時間帯の客は1~2割減少した。また、以前は火が通った料理を注文する人が全体の2割程度だったものの、現在は3割に増えているという。店主は「こうした状況が続けば、今後は火が通った料理に力を入れることも考える」と語った。

一方で、夜のOMAKASE(おまかせ。料理人が厳選した食材を調理し提供するコース。香港で近年人気のスタイル)には今のところ影響はないとのこと。

店主は「香港人に日本旅行に行くかと聞いたら、絶対にYESと答える」とし、処理水放出の影響は大きくないとの見方を示しつつ、「9月にならないと全体の状況は見えてこない。いきなり(検査で)基準を超えるものがあれば客離れが起こるかもしれない」とも語った。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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