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夏休み期間の中国の国内観光客数は延べ18億3900万人に達し、国内観光収入は1兆2100億元に上ったと試算される。写真は天安門。
今年の夏休みシーズン(6-8月)には、中国観光市場の回復ペースが引き続き加速し、多くの観光地は受け入れ観光客数が過去最高水準に達した。中国観光研究院が8月31日に明らかにしたところによれば、旅行商品価格、OTA(オンラインだけで取引を行う旅行代理店)、観光客ビッグデータ、観光消費調査などのモニタリングデータを総合すると、夏休み期間の中国の国内観光客数は延べ18億3900万人に達し、国内観光収入は1兆2100億元(約24兆円)に上ったと試算される。
同研究院が同日に発表した「2023年夏休みシーズン観光市場モニタリング報告」によると、今年上半期(1-6月)には、景気回復が相対的に遅れていた観光ショッピング・娯楽産業にも、市場の景気回復が好材料となって波及し、コンサートが西安や海口などの都市に数億元規模の観光収入をもたらした。観光客の分布状況を見ると、旅行目的地がより多くの遠方へと分散しており、今年は東北地域、南西地域、華北地域、さらにはチベット自治区、内モンゴル自治区、新疆ウイグル自治区に出かけた観光客の割合がいずれも新型コロナウイルス感染症発生前を上回った。
また、今年の夏休み期間は避暑旅行需要が空前の高まりを見せ、猛暑の影響で観光客は「より遠くへ行きたい」、「自宅から離れた場所でより長く楽しみたい」と考えるようになった。家族旅行と教育・学習旅行が真っ先に回復し、文化コンテンツが豊富で利便性の高い都市の観光地が特に人気を集めた。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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