Record China 2023年9月4日(月) 12時0分
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香港メディアの香港01は3日、48年ぶりに自力で五輪出場を決めたバスケットボール日本代表の活躍について、「SLAM DUNK(スラムダンク)の作者の“予言”が現実になった」と報じた。
FIBAバスケットボールワールドカップ(W杯)2023で、日本は強豪フィンランドやベネズエラを破るなど3勝2敗で全日程を終了。全体では19位だったがアジアの国の中では1位となり、24年パリ五輪の出場権を獲得した。以下、フィリピンが1勝4敗で2位(全体24位)、中国が同じく1勝4敗で3位(全体29位)となった。
香港01の記事は、「日本は2021年に行われた東京五輪にホスト国として出場したが、男子代表がこれより前に自力で五輪に出場したのは1976年のモントリオール大会のこと。つまり、日本は48年ぶりに自らの力で五輪出場の資格をつかみとったのだ」と評した。
その上で、バスケットボールをテーマとした日本の漫画「スラムダンク」の作者である井上雄彦さんが、1991年と92年に漫画単行本の袖部分に記した言葉が再び注目を集めていると紹介した。それぞれに記されていた言葉は以下の通り。
「92年バルセロナ五輪の出場権を全日本はとれなかった。アジアの王者・中国との差はもはや、ちょっとやそっとじゃ埋まらないものとなってしまったように見える。このまま日本は2度と五輪に出場することはできないのか!?中国や韓国を破ってアジア代表の座を得ることはもはや不可能なのか!?がんばれ全日本~~~~~!?」
「『スラムダンク』を始めた頃、思い描いていた願望が二つかないました。一つは取材と称してNBAのファイナルをアメリカに見に行くこと。もう一つはバルセロナ五輪を、これも取材と称して生で見ること。大変感謝してます。次は日本チームの五輪出場が見たい。『スラムダンクを呼んでバスケを始めた』という子どもたちが、大きくなってやってくれたら…………オレは泣くぞ」
記事は、「渡邊雄太はまさにスラムダンクのファンで、日本のメディアの取材にスラムダンクの影響を語っていた」とし、「つまり、井上さんの願いは確かに実現したのだ」と説明。ネットユーザーからは「井上先生の言葉が現実になった」「これは回収まで最も時間がかかった伏線だろう」「日本が五輪を戦う姿を描いてほしい」など感動の声が上がっていると伝えた。(翻訳・編集/北田)
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