中国のこの夏の大ヒットドラマ「蓮花楼」をめぐり、主演を務めた俳優チョン・イー（成毅）をたたえる声がストーリー完結後も相次いでいる。

人気ネット小説を実写化した「蓮花楼」は、動画配信サービスの愛奇芸（iQIYI）で7月23日に配信が始まった武侠作品で、主な出演者はチョン・イー、シャオ・シュンヤオ（肖順堯）、ツォン・シュンシー（曾舜晞）ら。10年前の大戦で重傷を負い、余命わずかとなった天下無双の剣士・李相夷/李蓮花（チョン・イー）が宿命のライバル・笛飛声（シャオ・シュンヤオ）、新米侠士の方多病（ツォン・シュンシー）と協力し、江湖で起きた猟奇事件の真相を究明しながら背後に仕掛けられた陰謀を暴く様子を描いており、人気のバロメーターとなる「熱度」指数では1万突破の快挙を成し遂げている。

中国のSNS・微博（ウェイボー）では3日、チョン・イーについて、「立ち回りが中心のドラマ、そうでないドラマのいずれも、その美しさでこんなに驚嘆させられる俳優が現れるとは思いもしなかった」などとたたえる投稿があり、これに多くのネットユーザーが共感を示した。

他にも、「チョン・イーは演じているのではなく、李蓮花その人。『蓮花楼』を見終わった視聴者はみんな、『チョン・イーは本から歩み出た李蓮花だ』と言っている」などの投稿が見られ、こうしたコメント欄にも「二次元の李蓮花がチョン・イーに出会えたことは幸運」「チョン・イーは本当に素晴らしい」「李蓮花役はチョン・イーをおいて他にいない」などの声が寄せられている。（翻訳・編集/野谷）