中国の高級酒・茅台酒（マオタイ）と瑞幸珈琲（ラッキンコーヒー）のコラボ商品「醤香（白酒の香りの種類の一つ）ラテ」が発売された。ラッキンコーヒーによると、この「醤香ラテ」には白酒（蒸留酒）風味の高濃度ミルクが使用され、アルコール度数53度の茅台酒も入っているが、商品自体のアルコール度数は0．5度以下だという。価格は1杯38元（約760円）で、クーポン券を使用すると19元（約380円）になる。

実は、茅台酒が業界の枠を超えてコーヒー産業に挑戦するのはこれが初めてではない。これより前にも、茅台アイス（広州店）で茅台酒風味のコーヒーを発売している。価格は28元（約560円）からで、度数53度の飛天ブランド茅台酒が1杯につき1．8ミリリットル入っている。また、一部のコーヒー商品には、追加料金12元（約240円）で飛天茅台酒1．8ミリリットルをさらにプラスすることもできる。

66元（約1320円）の茅台アイスから、最近発売した29元（約580円）の茅台アイスキャンディー新製品「小巧支」、さらには一連の茅台酒モチーフのクリエーティブグッズに至るまで、茅台酒は「アルコールメーカーと異業種とのコラボ」の道を突き進んでいる。（提供/人民網日本語版・編集/KS）