世界のスマホ市場、サムスン不振、中国の躍進が顕著―韓国メディア

Record China    2014年8月1日(金) 11時17分

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30日、今年第2四半期の世界のスマホ市場で、サムスン電子やアップルがシェアを落とす中、ファーウェイとレノボの中国勢2社がシェアを大きく伸ばした。写真はサムスンとファーウェイのスマホ。

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2014年7月30日、韓国・聯合ニュースによると、市場調査会社IDCは29日、14年第2四半期(4−6月)の世界のスマートフォン出荷台数を発表した。サムスン電子やアップルがシェアを落とす中、ファーウェイ(華為)とレノボ(聯想)の中国勢2社がシェアを大きく伸ばした。31日付で環球網が伝えた。

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世界のスマートフォンの14年第2四半期の出荷台数は、前年同期の2億4000万台から23.1%増加して2億9500万台だった。このうち、世界シェアトップのサムスン電子は前年同期の7730万台から7430万台へと3.9%減少し、世界シェアは7.1ポイント減の25.2%となった。世界シェア2位のアップルは、出荷台数を前年同期の3120万台から3510万台へと12.4%増加させたものの、世界シェアは13%から11.9%へと1.1ポイントダウンした。

一方、大きく躍進したのは中国のファーウェイとレノボだった。ファーウェイは出荷台数を前年同期の1040万台から2030万台へと95.1%増加させ、世界シェアを4.3%から6.9%へと伸ばし、サムスン電子とアップルに次ぐ世界シェア3位となった。レノボは1140万台から38.7%増の1580万台へと伸ばし、世界シェアも4.7%から5.4%へとアップした。

また、韓国のLG電子は出荷台数を1210万台から19.8%増の1450万台へと伸ばしたものの、世界シェアは5.0%から4.9%へと0.1ポイント落とした。

IDCの関係者は「従来型の携帯電話(フィーチャーフォン)の衰退は予想よりもかなり早く、中国企業が新興市場の消費者のスマートフォン市場を切り開く作用を果たした。サムスン電子やアップルに比べて、中国企業は価格面で優位に立ち、他の中国企業と比べて品質が良く、生産規模も大きい」と分析している。(翻訳・編集/HA)

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