茅台酒入りラテ、人気はいつまで続く?―中国

人民網日本語版    2023年9月10日(日) 17時0分

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ラッキンコーヒーと中国の高級酒メーカー・茅台とのコラボ商品「醤香ラテ」が4日に発売されると、あっという間に大きな話題になった。

若い人にとっては人生初の茅台酒、中高年にとっては人生で1杯目のコーヒーが、わずか19元(約380円)で飲める。瑞幸珈琲(ラッキンコーヒー)と中国の高級酒メーカー・茅台(マオタイ)とのコラボ商品「醤香ラテ」(醤香は蒸留酒・白酒の香りの種類の一つ、茅台酒は醤香タイプの代表的存在)が4日に発売されると、あっという間に大きな話題になった。

ラッキンコーヒーが微博(ウェイボー)公式アカウントで5日に発表したデータによると、「醤香ラテ」の初日の売り上げは542万杯を突破し、売上高も1億元(約20億円)を突破した。だが、最初の2日間の熱狂が一段落すると注目度は低下し始めた。「醤香ラテ」はいつまで売れ続けるだろうか。人気はいつまで続くだろうか。

白酒産業に詳しい肖竹青(シャオ・ジュウチン)氏は、「茅台とラッキンコーヒーはかなり早くから接触を開始している。茅台の公式情報によると、『醤香ラテ』は長く売り続ける定番商品になるという。茅台側は今回のコラボ商品の市場における売り上げに大きな期待を寄せている」と明かした。

河南省商業経済学会の宋向清(ソン・シアンチン)会長は、「茅台とラッキンコーヒーがコラボして『醤香ラテ』を打ち出したことは、ネット時代に業界の枠を超えたマーケティングで新製品を打ち出し、新市場を創造し、新消費クラスターを作り出し、そのニーズに応えて、消費者の新しい消費習慣を育成するための有益な試みだ。あるブランドの消費クラスターが固定し、消費者の消費レベルも一定の範囲にとどまっている状況にある場合、そのブランドや企業は特定の消費市場を開拓・開拓する必要に迫られる。その際、新たなマーケティングの武器となるのが、業界の枠を超えたコラボや製品のイノベーション、チャネルミックスだ。今回のコラボはラッキンコーヒーブランドにとっても貴州茅台ブランドにとっても大きな好材料となった」との見方を示した。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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