中国航空機のエンジン発火、機内に煙と異臭充満=中国ネット「死神が来た」「だから飛行機怖い」

Record China    2023年9月11日(月) 11時0分

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10日、中国国際航空の旅客機にエンジントラブルが発生したが、乗客乗員は無事だった。

2023年9月10日、中国国際航空の旅客機にエンジントラブルが発生したが、乗客乗員は無事だった。国営の新華社などが報じた。

トラブルがあったのは四川省成都市からシンガポールに向かうCA403便。乗客の張(ジャン)さんによると、着陸の30分ほど前に機内に煙が充満し始め、その後、「燃料を燃やしたような臭い」がした。機長と乗務員から落ち着くようアナウンスがあり、乗客にはウエットティッシュが配られたという。

同便は予定通りシンガポール・チャンギ国際空港に着陸したが、張さんは「機体の降下と着陸が通常に比べて早いと感じた」と語った。着陸後、緊急脱出用スライドで避難したが、荷物を持って脱出しようとした乗客が転倒する事故もあったようだ。また、脱出後には片側のエンジンが発火している様子も見えたという。なお、乗客146人、乗員9人のうち数人が軽傷を負ったものの命に別状はないとのこと。

ネット上では「乗客の当時の心情は察するに余りある」「怖すぎるよ」「私これに乗っていたけど、寝ていたら急に鼻を突く臭いが襲ってきたの」「死神が来たんだ」「だから俺は飛行機が怖い」「緊急時に荷物を持って出ようとするやつは今後、処罰対象にしては?」「とにかくみんな無事でよかった」といった声が上がっている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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