人民網日本語版 2023年9月12日(火) 6時30分
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2022年、科学的素養を備えた中国の公民の割合は12.93%と、2020年の10.56%に比べて2.37ポイント上昇した。写真は上海。
第12回中国公民科学的素養サンプリング調査の結果によると、2022年、科学的素養を備えた中国の公民の割合は12.93%と、2020年の10.56%に比べて2.37ポイント上昇した。公民の科学的素養水準は上昇ペースを維持し、中国がイノベーション型国家の第一線へと邁進する上で、強固な人材的下支えを提供している。新華社が伝えた。
科学的素養を備えるというのは、科学的精神を尊び、科学的思想を樹立し、基本的な科学方法を把握し、必要なテクノロジー知識を理解しているほか、それを応用して事物を分析、判断したり、問題を解決したりする能力を備えていることを指す。
今回の調査の結果によると、2022年、中国の3分の2以上の省の公民の科学的素養水準が10%を超えていた。珠江デルタや長江デルタ、北京市・天津市・河北省の3エリアの科学的素養水準が先頭集団の水準に達している。そのうち、北京、上海、広州は先進国の水準に近づいている。また、中・西部エリアでは、公民の科学的素養に格差があるという問題がやや緩和している。
グループ別で見ると、農村の各種グループの科学的素養は上昇幅が比較的大きくなっている。都市部の住民と農村部の科学的素養を備えている住民の割合は15.94%と7.96%になり、都市部と農村部の格差が以前に比べてさらに縮小した。男女別で見ると、その割合は14.77%と10.98%となっている。このように女性の科学的素養が上昇しており、男女格差がさらに縮小した。
調査研究は、「中国の公民は、テクノロジー発展情報に対して、高い関心を示している。インターネットが、情報時代に生活する中国の公民がテクノロジー情報を取得する主なルートとなっている」と分析している。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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