台湾の女性タレントがまた日本で性被害に遭ったことを訴えている。台湾メディアの民視新聞網が11日付で伝えた。

報道によると、台湾プロ野球のチアチーム「ラミガールズ」の元メンバーで女性タレントの泱泱（ヤンヤン。呉泱潾）がこのほど、自身のYouTubeチャンネルで東京旅行の観光地やグルメを紹介する動画を投稿。その中で、盗撮被害に遭ったと見られることを報告した。

泱泱は「さっき街を歩いていたら1人の男性がすごく近くに来たの。彼はスポーツバッグを低い位置に持っていたわ（肩にかけずに手で持っていた）。振り返ってバッグを見たらファスナーが少し開いていて、隙間からスマートフォンの三つのカメラが見えたの」と語った。

そして、「おかしいと思って離れたけど、彼はずっと近づいてくるの。2回目からは警戒してすぐ離れるようにした」とし、「実際に撮影していたかどうかは確認できなかったけど、普通はカメラを外に向けた状態でスマホをかばんに入れておかないよね？私が避けるのに気付くと、彼は遠くに行ったわ」と説明した。

泱泱は「面と向かってスマホを出しなさいって言えばよかったけど、日本語があまり話せないから。次は許さないわよ。女性が外出する時には常に警戒していないといけないわ」などとも話した。

最近、日本を訪れた台湾人が性被害を訴えるケースが相次いでいる。今年8月には、台湾YouTuber「這群人」のメンバーである尼克さんの妹が大阪で男からスカートをめくられ体を触られたと訴えたほか、今月には台湾プロ野球「楽天モンキーズ」のチア「楽天ガールズ」の副隊長を務めるフェイフェイ（菲菲。李恩菲）も駅で男にすれ違いざまに太ももを触られたことを報告していた。（翻訳・編集/北田）