人民網日本語版 2023年9月13日(水) 6時30分
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中国初の国産大型旅客機「C919」の受注数が1000機を超えた。
10日に開催された2023浦江イノベーションフォーラムにおいて、中国商用飛機(Comac) の党委員会書記を務める賀東風董事長が、「中国の大型旅客機の革新的発展」を紹介した。中央テレビニュースが伝えた。
賀董事長によると、中国の大型旅客機は革新を進める中で成長・進歩し、15年の発展を経て国産新型リージョナルジェット機のARJ21、ナローボディ中短距離旅客機のC919、ワイドボディ中長距離旅客機のC929からなる製品シリーズをすでに形成している。
C919の航続距離は5555キロで、昨年9月に中国民用航空局(CAAC)から型式証明を取得し、1号機が中国東方航空に引き渡された。そして、今年5月28日には商用運航を実現した。現時点までに2機が引き渡されており、受注数はすでに1061機に達している。
ARJ21は現在までに市場にすでに112機が投入されており、受注数は775機に達した。中国国外の航空会社としては初のARJ21納入事例となったインドネシアのトランス・ヌサでは、インドネシア国内線だけでなく、マレーシアやシンガポールと結ぶ国際線にも導入され、これまでに搭乗した旅客は延べ860万人に達している。
C929は中国初の大陸間ジェット旅客機で、250~350席、航続距離は1万2000キロに達する見込みだ。同機は現在、設計の初期段階にある。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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