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「南水北調」の水調整量が650億立方メートルを超え、北京市街地の供給水の75%占めるようになっている。
中国国家水ネットワークおよび「南水北調(南方地域の水を北方地域に送り水不足を解消)」の質の高い発展フォーラムが12日に開かれ、南水北調の東線、中央線一期工事が全面的に通水して以来、プロジェクトは継続的に効果を発揮し、現時点までの水調整量が650億立方メートル以上に達し、沿線の大・中40都市280県・市・区の重要な水源となり、直接受益人口は1億7600万人以上に達していることが明らかになった。人民日報海外版が伝えた。
同プロジェクトによる供給水量は、北京の市街地において全体の75%を占め、天津の市街地において全体の99%を占めるようになっている。さらに、河北省黒竜港流域の500万人以上の住民が、フッ素の数値が高い水とアルカリ性水を飲用せずに済むようになった。
同プロジェクトにおいて生態補水として送り込まれた水の量は累計で約100億立方メートルで、1970年代以来、華北エリアの地下水の水位が年々下がるという状況に歯止めがかかり、上昇に転じている。そして、京杭大運河の2年連続全線貫流をバックアップしてきた。このように、同プロジェクトは、水資源配置の最適化、住民の安全な飲み水確保、河川・湖の生態系回復、南北の円滑な経済循環など面で大きな役割を果たしている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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