中国の俳優ワン・ホーディー（王鶴棣）が主演するサスペンス・ファンタジー時代劇「大奉打更人」の制作現場で横行する盗撮行為に対し、制作側がこのほど発表した抗議声明に支持の声が集まっている。

【その他の写真】

新ドラマは7月19日に映画・ドラマの撮影基地「横店影視城」でクランクインして以来、連日にわたり撮影現場の様子やワン・ホーディーの一挙一動が盗撮され、ネット上に写真が流出する事態が起きていた。

これを受け、ドラマの制作側は中国SNSの微博（ウェイボー）の公式アカウントに、作品への注目と支持に対する感謝の意をつづった後、「公式アカウント経由で定期的に進捗報告と現場のリアルを伝えるので、撮影の順調な進行と良い制作環境作りのために、盗撮などの版権を破壊する行為に断固反対する」との声明を発表した。

声明を読んだファンからは「投稿写真の画質が鮮明なので恐らく至近距離での盗撮。業務妨害にほかならない」「朝から晩まで付きまとうストーカーのよう」「横店は自由に出入りできる場所で、盗撮がビジネスになっている以上防ぎようがない」「版権意識が薄い」「公式情報しか見ないようにする」など、盗撮への非難の書き込みが寄せられた。（編集/RR）