「墨子」サーベイ望遠鏡が観測開始、1枚目のアンドロメダ銀河の画像を発表―中国

人民網日本語版    2023年9月19日(火) 10時40分

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中国科学院は17日、中国科学技術大学・中国科学院紫金山天文台のワイドフィールドSサーベイ望遠鏡である「墨子」サーベイ望遠鏡が同日、正式に稼働開始したと発表した。

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中国科学院は17日、中国科学技術大学・中国科学院紫金山天文台のワイドフィールドSサーベイ望遠鏡(WFST)である「墨子」サーベイ望遠鏡が同日、正式に稼働開始したと発表した。同望遠鏡は有効開口面積が広く、迷光が少なく、システムの探査の感度が高く、高いサーベイ能力を持ち、3夜毎に北天半球全体を1回巡回観測でき、北半球における光時間領域サーベイ能力が最も高い設備だ。同望遠鏡の完成により、中国の時間領域天文学の研究能力が大幅に向上し、世界の先端レベルに達した。中国新聞網が伝えた。


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同望遠鏡は同日、1枚目のアンドロメダ銀河の画像を発表した。これは約1カ月の設備運転テストにより、同望遠鏡の設備が設計基準をほぼ満たし、天文学の観測研究が可能になったことを示している。画像は同望遠鏡が撮影したアンドロメダ銀河(M31)の1枚目のものだ。アンドロメダ銀河は地球から約250万光年離れており、直径は約20万光年。画像は同望遠鏡が毎回30秒・計150回の露光により得られた150枚の画像を多重合成したものだ。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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